じつは先日の日本性の科学会の研修会に参加したのは
以前読んだ長谷川まり子さんの著書「がん患者のセックス」に
登場したオストメイトの性の支援に取り組む渡邊千登世さん
が登壇するからでした
渡邊さんが最初の方のスライドで内田春菊さんのオストメイトになるまでの漫画
「がんまんが」と「すとまんが」を紹介されていたので
これは読むべき本なんだなとインプットして早速読んでみました
春菊さんのテンポいいコミカルな流れの中に
繊細に治療中や術後の変化を描いて下さっている2冊です
入院生活、通院治療、ご自身の生活、保険を含むお金のことまで
自分が患者になったときの疑問の答えが網羅されていた気がします
春菊さんご自身、これはシェアしておいた方がいいなと
感じたものひとつひとつだったのかもしれません
研修会の学びに大きなプラスアルファとなりました
大腸と腟、肛門と腟口は隣り合わせ
生殖器に近いので性生活にも影響することから
学びはじめましたが
女性のがん罹患者数で1位の乳がんに続く2位が大腸がん
誰もが他人事では身近な病気
回復された後のQOL(生活の質)はとても重要だと感じました