【Blog】「ワギニスムス女子」を読みました

数年前に出版された岩丸貴子さんの「ワギニスムス女子」を読みました

ワギニスムスとは、なんでしょうか?
現在は骨盤・性器の疼痛障害※と呼ばれていますが
無意識も含む性交時の痛みへの恐怖心や性交自体の
嫌悪や恐怖感により男性器の挿入時に腟が条件反射的に
収縮をおこすなどして性交ができない状態のことをいいます

この本は小説で春、夏、秋、冬と四季名で構成される
4つの短編ストーリーです
ワギニスムスでなくても性交が最後までできない人、
性交痛がある人に理解できるような物語で
何度か自分にもあるあるシーンで涙がこぼれ落ちました

またワギニスムスに悩む方のケースも物語を通じて理解できました

誰だって愛する人と楽しく結ばれたい
ストーリーに出てくるような悩んでいる女性は
少なからずいるのではないかと心が折れました

痛みによる挿入の恐怖は潤滑ゼリーを活用してみるのもよいですが、
もし私はワギニスムスかなと思ったら、まずはワギニスムス、
性機能不全、性交疼痛などを専門とした医師に相談してみてください

※DSM-5による疾患名 日本性科学会編集 本「セックス・セラピー入門」より

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*

PAGE TOP